一般社団法人 建築・住宅国際機構 (IIBH)

ISO/TC 163 & ISO/TC 205共同
国際規格シンポジウム開催いたしました。

 国際標準化機構(ISO)は、国際的に通用させる規格や標準類を制定するための国際機関です。現在、日本産業規格(JIS)もISOへの整合化が進められ、ISOで制定された規格が国内の基準をはじめ建設業界にも影響を及ぼしており、今後も各分野において国際標準化への対応を求められることが予想されます。

また、欧州では、建築物のエネルギー性能に係る欧州指令(EPBD)の制定により建物の省エネ性能に関する欧州規格(CEN)を作り上げ、CENをベースとした国際標準化を推進し、建築物のエネルギー性能(EPB)規格を制定することによりISOにも大きな影響を与えつつあります。

今年もZoom web会議形式にてTC163(建築環境における熱的性能とエネルギー使用)TC205(建築環境設計)について、それぞれのTCにおける活動状況、や審議中の規格を紹介するシンポジウムを開催致しました。

シンポジウムのご案内

開催概要 

  • 主催:(一社)建築・住宅国際機構
  • 共催:(一財)建材試験センター、断熱・保温規格協議会
  • 協賛:(一社)日本建築学会、(一財)住宅・建築SDGs推進センター
  • 日時:2024年3月4日(月) 13:20~15:50
  • 会場:対面並びにZoom Hybrid会議形式 対面の会場は、Vision Center 田町 東京都港区芝5-31-19 ラウンドクロス田町 6F 607会議室

シンポジウム講演内容(各発表項目をクリックすると発表内容を確認できます

(場合により内容が変更また進捗により時間変更になる場合がありますので、ご了承ください。)
1.開会の辞春原 浩樹
((一社)建築・住宅国際機構)
13:20~13:25
2.TC163およびTC163&TC205JWG(TC163/WG4)の報告
(1)TC163/SC1の活動報告 内海 康雄
((独)国立高等専門学校機構)
13:25~13:45
(2)TC163/SC2活動報告とISO 52016-3「適応型建物外皮要素に関する計算手順」について 齊藤 孝一郎
(YKKAP(株))
13:45~14:05
(3)TC163/SC3の現況報告 原 智彦
(断熱・保温規格協議会)
14:05~14:25
(4)ISO52000ファミリー「建築のエネルギー性能」について永田 明寛
(東京都立大学)
14:25~15:45
   
3.TC205の報告
(1)TC205/WG1「新しいISO/PWI 16813-2(建築環境設計-屋内環境-part2:コンピュテーショナルデザイン)の紹介」 藤井 晴行
(東京工業大学)
14:45~15:05
(2) TC205/WG7「活動領域の変更とバイオフィリックデザインの規格開発」について古賀 靖子
(九州大学)
15:05~15:25
(3) TC205/WG10の活動報告について 宮田 征門
(国土技術政策総合研究所)
15:25~15:45
4.閉会の辞 高田 暁
(神戸大学)
15:45~15:50

定員・参加費・お申込み(開催終了につき応募は終了しております)

  • 定員:リモート参加は定員無しですが、対面参加は会場の大きさにより30名程度とさせて頂きます。
  • 参加費:無料
  • 申込方法:こちらに必要事項を入力の上、お申込みください。
  •      後日(2月中旬以降)、ご登録いただいたメールアドレスにzoom会議案内をお送りいたします。
  • 問合せ先:一般社団法人 建築・住宅国際機構(お問い合わせはこちら
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