- 本年11月に東京で開催されるIHHWC2017(国際住宅建設・性能保証会議)会議へ加するため、フランスAQC(建築品質機構)のペイノー会長が来日する予定。
- フランスAQC は、仏における住宅等の強制建築保険に係る保険事故情報の収集・分析・活用を行う中立的な非営利機関。ペイノー氏は、フランスAQC の会長のみならず、フランス及び欧州の建築確認機関団体の会長も兼務されており、広く仏・欧州の住宅行政、建築行政に精通している。
- したがって、この機会を活用して、以下のとおり、日本の住宅・建築関係者と意見交換・交流の機会を設けようとするものである。
フランスAQCワークショップのご案内
1.開催趣旨
2.日時場所等
- 日時:11月7日(火)午後2時から2時間半程度
- 場所:住宅金融支援機構1階 すまい・るホール
東京都文京区後楽1-4-10 - 主催:(一財)住宅保証支援機構(HOW)
- 共催:(一社)建築・住宅国際機構(IIBH)
- 定員:200名(参加費無料)
- 通訳:日英(逐語)
3.プログラム概要(予定)
14:00 | 開会 主催者挨拶 |
14:15 | ペイノー氏による講演 (言語は英語、パワポ資料を配布予定(英語)) 仮題「住宅保険制度と建築行政」 |
15:30 | 質疑応答 |
16:15 閉会 |
4.申込・問合せ
(仮訳)Laurent Peinaud , Mr. CV(ローレン・ペイノー フランスAQC 会長 略歴)
略歴
- これまで30年にわたって建設分野でのリスクマネジメント業務に携わる。
- SCOTEC 社(リスク分析・建築規制分野に特化したフランス大手の会社)で土木エンジニアとして活躍。防火安全管理の面でも資格取得。営業面でも技術専門家として手腕を発揮。一方で、素材剛性や不確実性への対処等について土木技師学校で教えたことあり。
- 2014 年7 月に、COPREC(フランスの建築規制確認を行う非営利の民間団体)の会長に選出された。フランス政府によるプロジェクトに関連する様々な委員会にも所属している。
- 2015 年10 月には、欧州建築規制会議(CEBC, Consortium, for European Building Control) の会長に選ばれ、最近では、建築の不具合をモニターし多くの関係者に改善を促す非営利団体であるフランスAQC(建築品質機構、Agence of Qualite Construction)の会長にも選出された。
現在の役職
- フランスAQC(建築品質機構、Agence of Qualite Construction)会長(2016 年6 月~)
- 欧州建築規制会議(CEBC, Consortium, for European Building Control) 会長(2015 年10 月~)
- COPREC(フランスの建築規制確認を行う非営利の民間団体, Confédération des organismes indépendants de prévention, de contrôle et d'inspection =日本の指定確認検査機関に相当) 会長 (2014 年6 月~)
主な学歴等
- 土木学士(パリ土木大学ESTP)
- 公共建築物や高層建築における防火安全管理の検査員資格取得(フランス内務省)
- マネジメント修士(パリビジネススクールHEC)